京都住まいのQ&A

 

 

 

建築会社は私たちの意見を聞いてくれるんでしょうか?

なるべく話をちゃんと聞いてくれる建築会社を選びましょう。


業者を選ぶ際の基準の1つに業者の聞き取り能力があります。
聞き取り能力は、社長(難しければスタッフ)との面談で判断することができます。
打ち合わせに時間をかけてくれて、施主のあなたの話にしっかりと耳を傾けてくれることがポイントです。
社長が話す割合が2に対して、あなたが8ぐらいが理想です。
何と言っても家を建てるときの主役は施主のみなさんです。
要望をしっかりと伝えて納得ができるまで質問したり、相談してみましょう。
もし打ち合わせ回数が限られていて少なかったり、急かしてくる業者の場合は注意が必要です。
発注後に工事が始まって、イメージと違う、こんなはずではなかったと後悔することになりかねません。
家に合わせた生活スタイルになると、マイホーム生活が窮屈で泣きを見ることになるので、気を付けましょう。

また、聞き取り能力の高い建築会社は質問の仕方も上手です。
例えば、
1「居間は何畳位欲しいですか?」
2「居間ではどのように過ごしたいですか?」

みなさんは、どちらの質問をする建築会社を選びますか?
1は広さを聞くだけの質問なので、生活スタイルを自分から伝える意思がないかぎり、漠然と〇畳と答えて終わってしまいます。
しかし、2の質問だと、生活について話をすることになり、施主も真剣に考えて答えるでしょう。
生活スタイルを聞けば、必要な広さや仕様が分かり、住みやすい住宅環境を整えやすくなります。
京都の場合、瀬戸内式気候と内陸性盆地機構が併存しています。
地形が盆地なので風が弱く、夏の暑さと冬の寒さに対応できる家づくりも視野に入れないといけません。
是非普段の生活について質問する業者を選んで、理想的な家を一緒につくっていってください。

ここでさらに質問です。
「選ばれる工務店と選ばれない工務店の違い」をご存知ですか?
施主から選ばれる工務店と選ばれない工務店の違いは、本当にちょっとした違いです。
それは今回のテーマである「施主の話をよく聞くかどうか」です。

選ばれない工務店は、自社の特徴を熱意を込めて一生懸命説明します。
打ち合わせの間中、ずっと自分のことを話して営業トークをしがちです。
しかし、選ばれる工務店は施主を理解するために、さまざまな質問をします。
その質問の内容は建物の間取りや素材、金銭のことではなく、施主の生活についてが中心です。
結果として施主が家を建てる時に意識していなかったことや気がつかなかったことを引き出してくれます。
これからの人生や家族とのあり方を見つめ直し、家族で話し合うことにもつながります。
建物のことは後でいくらでも話せますし、家づくりは文字通り「家を建てる」ことが目的ではありません。
人生を左右する一生モノの買い物です。
注文して住宅会社や大工さんに任せきりにせずに、施主さんには積極的に家づくりに参加して欲しいと思っています。
それは お手伝いをすることが工務店や大工の醍醐味だと思っているからです。
もちろん、選ばれる工務店は施主に建物のことを質問されれば簡潔に答えます。

いつも「施主の生活」に焦点を当て、「施主の幸せ」を第一に考えてくれる業者を選びましょう。
施主の思いを汲み取って理解することで、理想的な家づくりのサポートをしながら形作っていくのが我々の仕事です。
家づくりは施主と一体になって進めるのが理想的です。
みなさんも楽しみながら家づくりをしてください。

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