住宅本や住宅雑誌には「見積りは複数社から取れ」「見積りは最低3社から取れ」と書いてあると思います。
でも実はそうではないのです。
結論から言えば、「見積りを複数とっても、正しい比較ができない」ものです。
残念ながら、見積りを見比べたとしても何が違うのか全く分かりません。
なぜなら、各業者の基準が違うためです。
家に使う材料やグレードは各社まちまちです。
基準が違うと基本的に比較できません。
比較できないということは、正しい判断ができないということです。
さらに、技術力は見積りとは全く関係ありません。
そっくり同じものでない限り、比較できないし、良し悪しの判断ができません。
見積りを複数とって分かるものと言えば「プランと合計金額」くらいではないでしょうか。
だから、もし見積りを取ることがあれば、自己判断せずにプロに見てもらうのが一番良い方法です。
決して素人であるあなた自身が判断しないようにしましょう。
そしてすぐに結論を出さないように注意してください。