土地選びで成功するかどうかは、業者にかかっています。
そこで今回は、不動産業者選びで失敗しない3つのポイントをお話したいと思います。
まず一つ目「希望地域の土地情報(相場）に詳しいかどうか」です。
例えば「京都ＯＯ町で土地を探しているんですが、いくらくらいが相場ですか？」と聞いたとします。
すると不動産業者は「京都ＯＯ町なら坪ＯＯ万円くらいです」と答えます。
これは売買事例や路線価などを基に、相対的な価格を言っているにすぎません。
しかし実際はだいたい3ヶ月周期で土地相場が動いているものです。
土地の価格は常に変動しています。
そこで不動産業者に「ここ3ヶ月くらい価格に動きはありますか？」とか「最近この地域で契約された例はありますか？」という質問もして下さい。
その地域に詳しい業者さんなら、実際に取引された価格なども教えてくれるはずです。
曖昧な返事だったら、その地域について詳しくないと判断しましょう。
取引がなければ、実勢価格より高く買わされてしまう危険性があります。
二つ目は「関心ある物件の資料を請求してみる」ことです。
既に情報誌などで探されていると思いますが、ある程度絞り込んだら資料請求をしてみましょう。
信頼できる業者ほど性格な資料を作っています。
中にはそのような資料を作っていない業者も結構います。
正確な資料がないと、重要事項を確認するのに時間がかかったり、売主側の業者がなかなか動いてくれないので、話しはなかなか先に進みません。
そもそも資料を作っていない業者は、何に対してもいい加減だと思って良いと思います。
資料請求をすることで、業者の仕事に対する姿勢が分かります。
三つ目は「土地の現地案内を頼んでみる」ことです。
資料請求で信頼できそうな業者なら、次ぎは現地案内をしてもらいましょう。
現地に行けば、気になる点を直接質問することができます。
そのとき、業者がきちんとその物件について把握しているかどうか確認しましょう。
「ＯＯだと思います」とか「多分ＯＯです」というような曖昧な言い回しがあるようなら要注意です。
もしその場で分からなければ「後ほど確認して連絡します」との返事ができなければ信頼できない業者と判断しましょう。
また、デメリットもきちんと説明するかどうかもチェックポイントです。
良いところばかりを強調する、悪いものを良いもののように言う、言葉巧みな営業マンも多いものです。
今回お話した3つのタイプの業者には気をつけましょう。
