京都住まいのQ&A

 

 

 

土地の【建築条件】を外す方法ってありますか?

土地情報は、不動産情報誌や新聞広告などで知ることができます。
また最近はインターネットでも情報を見ることができます。
しかし目ぼしい土地の多くは分譲地ではないでしょうか。
分譲地のほとんどが「建築条件付き」になっています。
建築条件付きというのは「土地と建物がセットになっている物件」のことです。
京都でもそういった建築条件付きの土地が多々あります。
家もセットになっているので、便利といえば便利ですが、建築業者を自由に選ぶことができないのがデメリットです。
良い家を建ててくれる業者であれば問題ないのですが、そうでない場合が多いのが現実です。
分譲業者の多くは、ビジネスで家を建てています。
家をつくることよりも儲けることが優先です。
もちろん、中には良い家を建てているところもありますが、多くが儲け優先の業者です。

もしあなたが「自然素材」の家を建てたいと思ってもできない場合が多いのです。
そこで今回は、分譲地に希望の家を建てられる方法をお伝えしたいと思います。
その前にまずは「どうして条件付きなのか」ということを簡単に説明したいと思います。
条件付きの土地はおおまかに2つのパターンがあります。

1.土地を販売している分譲業者が建物を建てる

2.分譲業者が提携しているハウスメーカーが建てる

2の場合、ハウスメーカーは分譲業者に手数料を支払います。
家を建てるお客さんを紹介してもらったお礼です。
そのお金は家を建てる人が負担することになっています。
分譲業者はビジネスとしてやっているため、基本的に良い場所を確保します。
駅に近い、人気の学校区、スーパーや病院が近い場所などです。
こういう場所は、分譲業者が自分で買主を見つけます。
しかし、少し条件が悪い場所の場合、大手ハウスメーカーと提携します。
優秀なハウスメーカーの営業マンがその土地を売ってくれるからです。

話を戻します。
では建築条件を外す方法をこれからお話したいと思います。
条件を外す一つの方法は、あなたが分譲業者のリスクを負うことです。
具体的には、条件を外してもらう見返りに少し高くその土地を買うことです。
「少し」とはどれほどなのか。
あくまで目安ですが、坪1万円~3万円くらい高く買うくらいです。
例えば50坪の土地だと50万円~150万円上乗せするということ。
上乗せ金額は交渉次第になります。
つまり、ハウスメーカーから入る手数料をあなたが肩代わりするということです。
まずは条件を外すことができるかどうかを分譲業者に聞いてください。
もしダメだと言われたら、どういう条件なら良いか更に聞いてみて下さい。
それでもダメな場合はその土地の建築条件を外すことは難しいでしょう。

次ぎに上乗せしなくても条件を外してもらえる方法を説明します。
それは「長く売れ残っている分譲地」です。
売れていない原因はさまざまですが「周辺相場よりも高い」「場所や形が悪い」などの理由が多いようです。
長期間というのは1年が目安です。
1年以上前に売り出された分譲地で、売れ残っている土地を探しましょう。
探し方はとても簡単です。
不動産情報誌に掲載されているものは、ほとんど全て売れ残っている物件です。
目ぼしいところがあれば分譲業者に「土地だけ売ってくれますか?」と聞いてみましょう。

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