京都住まいのQ&A

 

 

 

住宅展示場で見ておくべきポイントはありますか?

まずはじめに業者選びで失敗する人の特徴は3つです。

1.住宅展示場を見て決める。

2.見学会に行って決める。

3.見積もりを複数とる。

上記の中から、今回は「住宅展示場を見て決める」問題点についてお話します。
住宅展示場を見て決める最大の問題点は、選択肢が少なすぎることです。
総合住宅展示場にはたくさんのハウスメーカーが出展していますが、それは現在存在している業者のほんの一部です。
京都の総合住宅展示場に出展しているのも、一部の業者だけです。
京都にはどれほどの業者があるのかと言えば、人口1,000人に対して1社です。
人口が10万人であれば100社あり、100万人いれば1,000社あるということです。
京都府の人口は約260万人ですから、単純計算で2,600社もあるということになります。

住宅展示場には多くても30社ほどしか出展していません。
人口100万人に対して30社ほどしか出展していないということは、たった3%の業者しか出展していない事になります。
その中から選ぶのはあまりにも少なすぎると思いませんか?

そして次ぎの問題は、展示場に出展しているメーカーの家の値段が高いことです。
住宅展示場にかかる経費は半端なものではありません。
その経費はハウスメーカー自体が支払うのではなく、そのメーカーと契約する方が支払っていることになります。
その額がだいたい300万円以上でしょう。
住宅展示場へ行かなくても、大手ハウスメーカーの多くが、宣伝・広告に莫大な費用をかけています。
それら費用は全て結果的に契約者が支払う仕組みになっているんです。

ハウスメーカーで家を建てられた方はたくさんいらっしゃいますが、そのほとんどの方が「高い」と感じています。
それなのになぜハウスメーカーで建てるのか。
それは「安心」と「手間」がキーワードではないでしょうか。
「知名度の高いハウスメーカーだから安心できる」
「アフターケアがしっかりしている」
「注文住宅にしなければプランさえ選べば家が建つので手間がない」
そんな風に考えてハウスメーカーを選ぶ方が結構多いのは事実です。
建物以外の費用、つまり宣伝・広告費まで払わされるという事実を理解しているのであれば、
展示場に出展しているメーカーを選んでも良いとは思いますが、それを知らずに選んでしまうのは良くありません。

なぜ筆者が住宅展示場だけを見て家を決めてしまってはいけないかという理由は、
『選択肢が少ないこと』『建物以外の費用まで払わされること』この2点です。
それを十分理解して展示場へ行くなら問題はありません。

 

サンプル

快適住まいのプロデューサー 落合隆治の「京都住まいの教習所」  【運営】株式会社D’far
〒606-0957 京都市左京区松ヶ崎小脇町1-5
TEL : 0120-58-4601 / FAX : 075-702-7572

プライバシーポリシーサイトマップ|Copyright c 2017 株式会社ディー・ファー. All rights reserved.