京都住まいのQ&A

 

 

 

自営業でも、住宅ローンって組めますか?

自営業を営む個人事業主の方が、住宅ローンを組むのは可能ですがその審査基準が難しいと言われています。
会社員は毎月一定のお給料がもらえますが、自営業の方はそうとも言えません。
業種によって違いはあると思いますが、毎月安定した収入を得ていたとしても将来的にどうなるか分からないという点で住宅ローンの審査が厳しくなっているのは事実です。
体を壊してしまうと働けなくなりますし、会社員のように保障などもありません。
あらゆる面で収入に直接影響が出やすいのです。
そのため一般的な会社員よりも審査が厳しく設定されています。

住宅ローンの融資条件の一つに「返済可能な安定継続した収入や所得が見込める方」と定めている金融機関がほとんどです。
それを証明するために、一般的には過去1年~2年分の源泉徴収票を審査の段階で金融機関に提出します。
一方、自営業の方の場合は、過去2~3年分の確定申告書の提出を求められる場合が多いです。
それだけでも「何だか厳しい審査だな・・・」と感じてしまいます。
会社員の場合は、年収が審査の対象ですが、自営業の場合は「収入-経費」が対象です。
自営業の方も、銀行の基準をクリアしていれば住宅ローンを組むことができます。

【自営業者が住宅ローンの審査をクリアするためのポイント】

1.頭金を多めに用意しておく

自営業に関わらず住宅ローンでは、頭金の有無や金額も審査の対象となります。
住宅ローンは金額が多ければ多いほど審査も厳しくなるものです。
そのため、頭金を多めに用意し、住宅ローンを組む金額を減らすことで審査が通りやすくなります。
例えば、3,000万円の物件を購入する場合、頭金が500万円よりも1,000万円の方が有利です。
一般的には、自営業の方なら頭金として住宅資金の20%以上は用意しておくと審査が通りやすいと言われています。

2.最低限の所得を知っておく

自営業の方が住宅ローンを組むにあたり、必要な平均年収が300万円以上です。
2、3年の平均所得が300万円以上であれば審査が通りやすいと言われています。

3.他のローンを返済しておく

自営業の方は他にもローンを組んでいる場合が多いと思います。
事業資金として個人で借り入れているものでなければまだ良いのですが、個人事業主となると代表者名義でローンを組んでいることが多いと思います。
その場合は、できるかぎり返済しておきましょう。
住宅ローンの審査には「返済比率(返済能力)」が関係してきます。
住宅ローンだけでなく、その他のローンも含めてチェックされるため多額のローンがある場合、審査に通りません。
できる限りローンを返済して住宅ローンの審査に挑みましょう。
また、確定申告をきっちりおこなっているかどうかも大切です。
抜け漏れで未納分の税金などがあっても住宅ローンの審査は通らなくなります。

今回は自営業の方の住宅ローンについて少しご紹介しましたが、「京都住まいの教習所」では住宅ローンをはじめ住宅にまつわるさまざまなことを勉強できます。
自営業の方も住宅ローンについてなど少しでも不安があるようでしたら、お気軽にお問い合わせください。
これから注文住宅やマイホームを建てたいとお考えの方は、ぜひ「京都住まいの教習所」で一緒に勉強しましょう。



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