京都住まいのQ&A

 

 

 

住宅ローンの事って、どこに相談するのが正解ですか?

今回は「住宅ローン」の話をします。

まず住宅ローンについて簡単に説明しておきます。
住宅ローンの年間の返済比率ですが、一般的には年収500万円以下の人は30%までと言われています。
もちろん、生活スタイルや家族構成、人数によって違ってきますが、年収500万円以下であれば、年間返済額は150万円までということです。
年収500万円以上の人は35%までとなっています。
なぜ返済比率が重要かと言うと、無理をすると日常生活に支障をきたすためです。
必要なものを買うのも我慢しなくてはならなくなってしまいます。
例えば、外食を減らしたり、お小遣いを減らしたり、食費を抑えたりなど、生活水準を落とさなくてはならなくなってしまいます。
家は新築で綺麗なのに、生活が窮屈だと毎日の生活が楽しいはずがありません。
そんな事にならないためにも、返済比率には気をつけなくてはなりません。

次ぎに金利の話しをしましょう。
住宅ローンには「固定金利」と「変動金利」があります。
一般的には、金利が上昇傾向なので、固定金利の方が有利です。
よく月々OO円の返済でOKという広告を見かけると思います。
京都でも、新聞チラシや電車広告でその手の文句を見かけます。
しかし大きな文字で書かれたその文句にばかり目が行ってしまい、小さな文字で書かれている「固定3年優遇金利適用」との文字を見逃してしまいます。
それは「最初の3年だけ」という意味なんです。
しかもさまざま条件が整えばの話です。
固定金利は30年とか35年で考えなくてはなりません。
チラシを見る時は、大きな文字で書かれたものよりも、小さな文字で書かれているものをよく見ることが大切です。
小さな文字で書かれている部分に、とても大切な事が書いてあるからです。

一般的に金利は上昇時には固定金利です。
世間では「フラット35」が一番良いと言われていますが、本当に一番良いのはお金を借りないことです。
お金を借りなければ2,000万円の家を2,000万円で買うことができます。
しかし、住宅ローンを組むことで総額3,200万円支払うことになってしまいます。
お金は借りないのが一番です。
もし借りるとしても返済期間は短い方が良いでしょう。
返済期間が5年違うだけで数百万円違ってくることもあるからです。
実際には家を購入する際に全て現金で支払うことができる方はとても少ないと思います。
よっぽど収入が多く、貯金額がたくさんある方でないと現金で家を購入することができません。
そこで多くの方にとって「家を買う=住宅ローン」という図式が当たり前になっているんです。
また、実際には短い期間で住宅ローンを完済できる方も少ないでしょう。
あなたにとって最もふさわしいローンを組むことが重要です。
しかし金融機関は「売りたい商品」を営業してきます。
一方で私たちは幸せになるためにお金を借りたいと思います。
金融機関の人たちはお金を貸すプロです。
貸す側と借りる側、それぞれの目的が大きく違います。
その認識の違いを意識しなければなりません。

そこで、中立の立場でアドバイスをしてくれる人や機関が必要です。
それが「住宅ローンアドバイザー」です。
住宅ローンアドバイザーとは、住宅ローンに関するプロであり、その家族の条件に合わせて、
どのような考え方が良いのかアドバイスしてくれる専門のコンサルタントのことです。
金融機関で働く方の中にはこの資格を持っている人もいます。
しかし金融機関で働いているアドバイザーは、その金融機関の考え方や方針でアドバイスするので、その点でも注意が必要です。
できれば、金融機関に在籍している方でなく、純粋に住宅ローンをアドバイスしてくれるアドバイザーに相談することをおすすめします。

住宅ローンは人生最大の買い物です。
借りる期間、借り方、借りる金融機関など検討課題はたくさんあります。
京都でもたくさんの金融機関がありますが、しっかり勉強して検討しましょう。
その前に、無駄な出費は避けしっかり節約することも大切です。

サンプル

快適住まいのプロデューサー 落合隆治の「京都住まいの教習所」  【運営】株式会社D’far
〒606-0957 京都市左京区松ヶ崎小脇町1-5
TEL : 0120-58-4601 / FAX : 075-702-7572

プライバシーポリシーサイトマップ|Copyright c 2017 株式会社ディー・ファー. All rights reserved.