マイホームの資金計画は、各ご家庭の状況にもよりますので、一概には、いえませんが、「家づくりは、頭金をたくさん貯めてから」とおっしゃるご家族には、「その考え方は、間違いです!」とお伝えしています。
その理由の1つめについてご説明します。
頭金をたくさん用意して、住宅ローンの借入金額を少なくすることによって、月々返済額を少しは少なくすることはできます。でも、そのために、現在のお手元の現金がなくなってしまうようなら、本末転倒です。
家を建てることができても、その後の人生はまだまだ長く、起こらないにこしたことはないのですが、思いがけないアクシデントが発生する可能性があります。そのための備えは必要です。ですから、家づくりのために使ってしまう費用とお手元に残す現金のバランスを良く考える必要があります。
2つめの理由は、家を建てるタイミングに関することなのですが、この理由については、社会経済の状況説明から住宅ローンのしくみについてまで、専門的な話になりますので、是非、すまいの教習所の「住まいる塾」にてお聞きになってください。